新川アイドルプロジェクトのメンバーが新川地域のキーパーソンに突撃インタビュー取材をする企画。第8回目は滑川市の水野市長に突撃インタビュー!
表敬訪問を兼ねて水野市長に滑川市の魅力や今後の取り組みなどについてインタビュー。
滑川市長 水野 達夫さん
昭和38年2月14日生まれ。滑川市出身。46歳まで滑川市職員、その後3期途中まで滑川市議会議員として活動、2022年2月より滑川市長に就任(1期目)。趣味はランニング・ビーチボール・音楽鑑賞。
食べ物で言うとやっぱりホタルイカと紅ズワイガニですね!ホタルイカは春しか獲れない富山の風物詩ですし、富山では定置網で産卵後のメスだけを獲る事で生態系にも優しく、群遊海面は国の天然記念物にも指定されています。身がぷりぷりで茹でたり刺身で食べるのがおススメですよ。秋から解禁になった紅ズワイガニは、漁師さんが獲れたてを茹でてセリにかける、県内でも滑川市だけの方法で他の地域との差別化を図り、滑川ブランドとして発信しています。また、海も山も近く護岸から見る夕日・山側から見る夕日もとても美しくて印象的です。
滑川市は今年から「すべらない街滑川市」という新たなポスターを作成し、市内いたるところに掲示しています。市長就任後県外で挨拶をしても「すべりかわ」や「なめがわ」など、なかなか認知度が無かったので、そこを逆手に取ってPRすることにしました。すべらないグルメフェスを開催したり、受験シーズンのご利益などいろんなことに活用できそうなので、今後もアピールしていきたいと思います。
私が就任する前から滑川市では「子ども第一主義」を掲げ、第2子保育料無料化・高校生までの医療費を無料としてきましたが、私はその部分は継続しつつ、新たに「子育て応援宣言」と題して、第1子も半額で0歳児から受け入れ・産休明けすぐに受け入れられる体制づくりを盛り込みました。
また、夏休みには4日間北欧流のサマースクールを開催し、全国でも初の試みとして小学生〜大学生までが一緒にグループを組んで課題に取り組みました。対話重視・自ら考える力を養うカリキュラムは、「楽しかった、友達も連れて行きたい」と参加した子ども達からも好評だったので、ぜひ来年以降も開催したいと思います。
滑川市は市制施行70周年を迎え、令和5年春から様々な記念事業を展開しました。11月に中滑川複合施設「メリカ」で記念式典を行い、特別記念公演として滑川市民会館大ホールで富山県出身の室井滋さん・西村まさ彦さんによる朗読劇、室井さんのトークショーを開催しました。また、制限時間内にチェックポイントを回って得点を競うチームスポーツ・宿場回廊ロゲイニングの開催や、北陸初の開催となる体感型防災アトラクションも実施しました。定期的に実施する総合防災訓練などよりも親子連れの参加が多かったことは大変喜ばしいことでしたし、イベント後に家族と防災や災害について話して市民全体の防災意識を高める事に役立ったと思います。
滑川市では子どもをはじめお住まいになっている市民の皆さんが笑顔になれるまちづくりを目指しています。自然減で少しずつ人口減少は進行している反面、宅地の増加や支援などによって滑川市は7年連続で社会増となっています。今後はまちづくり共創会議で総合計画を改変見直しつつ、漁港や道の駅・ほたるいかミュージアム・中滑川複合施設「メリカ」など、まちなかのにぎわい創出などにも力を入れ、関係人口・交流人口を増やし、1人でも多くの人に「すべらない街滑川」の魅力を知って移住・定住してもらいたいですね。
いつか・めい・さくらの3人で表敬訪問。
市長応接室での恒例の記念撮影。